ラップが上手い芸人。バトルも音源も登場!
人気番組『フリースタイルダンジョン』のブームをキッカケに現在ではシーンの中心となりつつあるヒップホップ。
シーンの人間だけではなく、タレントや芸人の方もラップに取り組む方が多く、特に最近では『フリースタイルティーチャー』という番組が注目を集めています。
今回はそんな現在のヒップホップシーンでも注目を集める、ラップが上手い芸人の方々をピックアップしました。
バトルが強いというわけではなく、ラップの上手さを基準にしているので、音源も登場します!
ラップが上手い芸人。バトルも音源も登場!
久保田かずのぶ
2017年のM-1グランプリ王者として知られる、とろサーモンのボケを担当している久保田かずのぶさん。
芸人としての実力はもちろん、MCサーモン名義でラッパーとしても活動していることをご存じでしたでしょうか。
とくに、バラエティー番組『千鳥のクセがスゴいネタGP』で披露されることが多い毒をはらんだアグレッシブなラップは、久保田かずのぶさんのキャラクターも相まって、圧巻の存在感を示しています。
頭の回転が速いことから、フリースタイルやディベートにも強い、芸人界きっての実力派ラッパーです。
(星野貴史)
盛山晋太郎
王道のしゃべくり漫才からキャラクターに扮したコントまで、その幅広いセンスで人気を博している見取り図。
ツッコミの盛山晋太郎さんはNSCでラップ講師を担当したりオリジナルのラップソングを配信リリースしたりなど、そのスキルの高さでも知られています。
見た目がCreepy NutsのR-指定さんに似ていると言われていることも多いですが、ルックスだけでなく一部ではラップのスキルでも迫るものがあると言われているのだとか。
ツッコミとしてのワードセンスや頭の回転も納得の、今後注目してほしいラッパーです。
(星野貴史)
溝上たんぼ
漫才の中でヒューマンビートボックスに合わせたラップを披露する芸風で注目を集めているコンビ、新作のハーモニカ。
ツッコミの溝上たんぼさんのラップは、お笑いでありながらも思わず聴き入ってしまうタイトなフロウが印象的です。
もともとフリースタイルラップが得意であることから、即興でも絶妙なワードセンスを生み出しているところにもセンスを感じられるのではないでしょうか。
新時代の漫才スタイルを模索する、今後の活躍が期待されているお笑い芸人です。
(星野貴史)
若林正恭
いまや、テレビで見ない日はないほどの活躍でバラエティー会を席巻しているお笑いコンビ、オードリーの若林正恭さん。
相方の春日俊彰さんのインパクトから「じゃない方芸人」とも呼ばれ、さらに歌がうまくないことでも知られていますが、実は、MC.wakaを名乗ってmiwaさんのライブでコラボしたり、星野源さんとのコラボシングルでラップを披露されていることをご存じでしたでしょうか。
持ち前のワードセンスを駆使したユーモアにあふれるリリックは、若林正恭さんの底知れない才能を再確認させられますよね。
人見知りというイメージとのギャップも印象的な、ぜひ一度聴いてみてほしいラッパーです。
(星野貴史)
藤森慎吾
オリエンタルラジオのツッコミ担当としてデビューし、ピンでもチャラ男キャラで人気を博している藤森慎吾さん。
芸人界きっての歌うまとしても知られていますが、あやまんJAPANとのコラボユニットにおける合いの手など、キャラクターをいかした才能がフィーチャーされることも多いですよね。
また近年では、RADIO FISHにおける高速ラップにより、ラッパーとしての才能を感じた方も多いのではないでしょうか。
個性を残しながらも、畳み掛けるようなフロウがテンションを上げてくれるので、ぜひ聴いてみてくださいね。
(星野貴史)
石田たくみ
カミナリのツッコミ担当、石田たくみさん。
キレのあるツッコミが印象的な彼ですが、ラップの方ではそのツッコミに拍車がかかり、とてつもない攻撃性を持っています。
彼はICE BAHNが大好きなヘッズとしても有名で、ヒップホップナレッジもしっかりと持っています。
フリースタイルの実力はまだまだなのですが、これから場数を踏んでいけば、彼のヒップホップ愛から生まれるサンプリングを楽しめる日も近いかもしれませんね。
(Ryo)