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【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲

2010年代のフリースタイル・ブームによって、再び日の目を見るようになった、日本語ラップ。

インターネットを通じてUSのラップも一般の層に入りやすくなったため、ゆるやかではありますが、日本でもラップの需要は伸びています。

今回は、そんな日本語ラップの名曲をセレクトしてみました!

1990年代や2000年代のオールドスクールから、現代のシーンを引っぱる優秀な新人ラッパーの名曲などもピックアップしています。

昔のラップが好きな方も、現在のトラップが好きな方も楽しめるので、ぜひ最後までごらんください!

【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲

貧乏なんて気にしないKOHH

長らく日本のヒップホップは「遅れている」と言われてきました。

そんな日本語ラップのシーンに、トラップミュージックを初めて持ち込んで、広めたと言われているのが、こちらのKOHHさんです。

オーバーグラウンドで活躍しているラッパーですが、アンダーグラウンドからも圧倒的なプロップスを集めており、同業者からもリスペクトを受けています。

こちらの『貧乏なんて気にしない』は、そんなKOHHさんの名曲で、ハイセンスな構成に仕上げられながらも、キャッチーで日常的なリリックも使いこなすという、彼の器用な部分を味わえる作品です。

Ryo

街風 feat. REAL-TJin Dogg

大阪府生野区出身のラッパーのJin Doggさん。

在日韓国人という自身のルーツを理由につらい幼少期を過ごした彼は、その中で経験した生き様を込めたリアルなリリックが魅力なんです。

この曲の歌詞の中にも、衝撃的なエピソードがたくさん込められています。

その一方、数々の逆風の中でこれまで生き抜いてきた彼なりの処世術のようなものも描かれており、人生に行き詰まったときに聴きたい応援歌としてもオススメの1曲です。

羽根佳祐

Fla$hBackSFla$hBackS

クラシックな楽曲でラップしている最高にかっこよく仕上げられています。

2011年から活動をスタートさせた若手グループですが、ライムもかっこよくて感心してしまいます。

シックな雰囲気があって堂々とした楽曲です。

大怪我大神

1996年発表、BUDDHA BRANDとSHAKKA ZOMBIEのスペシャルユニットによる曲です。

サンプリングトラックにはテイスト・オブ・ハニーの「Resscue Me」が使われています。

クラシックHip Hopの神曲の1つと言われ、今は亡きDEV LARGEのフローやOSUMIの力のあるラップは現在、聴いても何の遜色もありません。

言葉の掛け合いも見事で、初心者の方が聴いてもなじみやすい曲だと思います。

So What! (Tuff ‘n’ Smooth Mix)DJ Krush meets Ronny Jordan

こちらは日本のトラックメイカーDJ Krushがイギリスのアシッドジャズギタリスト、Ronny Jordanと共演した『So What!』という曲です。

この曲を聴きだしたときはよくあるギタージャズの曲だなと思ったのですが、そこから転調し、ドラムビートが入ってきたときは鳥肌が立ちました。

ヒップホップとジャズを一番かっこよく混ぜた楽曲ではないかと思います。

宵待ジェーン

White NiteDS455 + BIG RON

ぱっと見と違い、実はロマンティックなラブソングです。

思いを寄せる女性に向けた男心を切々と歌い上げています。

トラックも優しいメロディーと、心地よいビートが特徴。

ヒップホップ初心者でも抵抗を感じずに聴けます。