【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
「高校生RAP選手権」や「フリースタイルダンジョン」といったテレビ番組の人気で、あまりヒップホップに興味がなかった層にも広まった感のあるMCバトル。
MCそれぞれの個性あふれるラップはもちろん、MCバトルにおいて非常に重要な要素がDJの流すビートです。
ビートに興味を持たず、たとえば最初のスクラッチ音が鳴った瞬間に観客が沸く理由が分からない、という方も少なからずいたのではないでしょうか。
どのような楽曲のビートが使われているのか、知れば知るほどMCバトルを楽しめますし、ヒップホップという音楽自体の奥深い魅力が理解できるはず。
今回紹介するのは、MCバトルにおける定番のビート・人気の楽曲たち。
日本のヒップホップに厳選したラインアップでお届けします!
もくじ
- 【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
- 蜂と蝶SOUL SCREAM
- Street DreamsZeebra
- NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDNITRO MICROPHONE UNDERGROUND
- AREA AREAOZROSAURUS
- 証言Lamp Eye
- 禁断の惑星Taboo1 feat. 志人
- 知らざあ言って聞かせやSHOWTOKONA-X
- 一網打尽 (REMIX) feat. NORIKIYO,SHINGO★西成, 漢韻踏合組合
- B-BOYイズムRHYMESTER
- 人間発電所BUDDHA BRAND
- RGTO feat.SALU, 鋼田テフロン & KダブシャインAKLO
- 合法的トビ方ノススメCreepy Nuts
- かみさまPSG
- FateAnarchy
- 最ッ低のMC般若
- 真っ向勝負 feat. MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻,KOPERU,CHICO CARLITO,晋平太KEN THE 390
- I REPDABO・ANARCHY・KREVA
- 紫煙漢 a.k.a. GAMI
- 拍手喝采DABO
- Do The GARIYA Thingラッパ我リヤ
【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
蜂と蝶SOUL SCREAM
ジャパニーズ・ヒップホップの黎明期から活躍を続けるヒップホップ・グループ、SOUL SCREAM。
DJを担当しているDJ CEROLYさんは『フリースタイルダンジョン』にも出ていたため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
こちらの『蜂と蝶』はSOUL SCREAMの名曲として名高い作品で、いくつものMCバトルで使用されています。
シリアスな雰囲気を漂わせていますが、熱いバイブスも感じさせる曲なのでベストバウトが生まれやすいビートです。
(Ryo)
Street DreamsZeebra
ZEEBRAさんといえばジャパニーズ・ヒップホップのキングですが、最近のヘッズからすると『フリースタイルダンジョン』や『フリースタイルティーチャー』のMCという印象が強いのではないでしょうか?
これまでにいくつもの名曲を生み出しており、こちらの『Street Dreams』は全国的な人気を集めています。
非常にエモーショナルなトラックなので、NAIKA MCさんと呂布カルマさんのような友達同士でのバトルで使われることが多い印象です。
(Ryo)
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDNITRO MICROPHONE UNDERGROUND
日本のアンダーグラウンドを盛り上げた最初のグループ、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND。
2012年に活動休止していましたが、2019年に活動再開しており現在でも根強い人気を持ちます。
そんな彼らのグループ名をそのままタイトルにした、こちらの『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』はアンダーグラウンドを代表するにふさわしいダークでありながら熱いバイブスを持ったトラックです。
トラックの完成度が高すぎるからか、ベストバウトは他のトラックに比べると少ない印象ですが、ビートチェックでは毎回歓声が上がるなど、ヘッズに愛されている名曲です。
(Ryo)
AREA AREAOZROSAURUS
日本を代表するヒップホップ・バンド、OZROSAURUS。
メンバーの1人であるラッパーのMACCHOさんはMCバトルでもよく名前が挙がるため、バトルしか見ないという方でも名前に聞き覚えがあると思います。
こちらの『AREA AREA』はそんなOZROSAURUSの名曲として名高い作品で、MCバトルでも多く使用されています。
トラックが非常にクールな雰囲気にまとめられているため、バイブスが熱いバトルというよりは、切り合いのようなバトルになりやすい印象です。
(Ryo)
証言Lamp Eye
伝説のヒップホップ・グループとして知られているLAMP EYE。
現在はYOU THE ROCKさんとTWIGYさんを加えて、KAMINARI-KAZOKU.として活動しています。
こちらの『証言』は、LAMP EYEの最も有名な作品です。
厳密には『証言1』というタイトルで、『証言9』まで収録されています。
バトルシーンではなじみ深い作品で、いくつもの名バトルで使用されてきました。
クラシカルでオシャレなビートが好きな方はぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
禁断の惑星Taboo1 feat. 志人
ジャパニーズ・ヒップホップの定番ソングのなかでも、ひときわ異彩を放つ名曲『禁断の惑星』。
この曲を語る上で、まずトラックの完成度の高さを話さずにはいられません。
日本語ラップのトラックは比較的複雑なものが多く、ゴチャゴチャした印象なのですが、この曲は非常にシンプルに作り上げられています。
そして、もう1つ語らなければならないのが、志人さんの独特なフロー。
MCバトルしか見ないという方は、志人さんの歌い方がGOMESSさんに似てると思ったのではないでしょうか?
実は大きな影響を受けているようで、バトルでもライムをサンプリングしたりリスペクトをこめているようです。
(Ryo)