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洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介

1980年代からシーンを代表するジャンルの1つとして、世界中で愛されているヒップホップ。

そんなヒップホップの一番の特徴といえば、やはり「ラップ」ですよね。

今回はヒップホップ・シーンで大ヒットを記録した名曲のラップを解説していきたいと思います。

オールド・スクールから現代のトレンドであるトラップまで、幅広いジャンルからセレクトしています。

一部、マイナーな名曲も登場するので、ヘッズの方もぜひチェックしてみてください!

洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介

Changes ft. Talent2Pac

西海岸を代表する伝説のラッパー、トゥーパックさん。

彼の存在を語らずに、1990年代のヒップホップは知れません……。

それほど、偉大なラッパーです。

彼が活躍していた当時は西海岸と東海岸による抗争が激しく、現在のヒップホップ・シーンに比べると本当に危険な時代でした。

トゥーパックさんはそんな時代の犠牲者で、1996年に何者かによって暗殺されてしまいました。

しかし、死後もいくつかの曲をリリースしており、現代においても多くのヘッズからリスペクトを受けています。

こちらの『Changes ft. Talent』はそんな彼の代表的な作品で、ハードなフロウのなかにも繊細なリリックが光っています。

Ryo

Still D.R.E. ft. Snoop DoggDr. Dre

伝説のヒップホップ・グループ、エヌ・ダヴリュー・エーの元メンバーであり、ソロとしても圧倒的なヒットを生み出しているラッパー、ドクター・ドレーさん。

いくつもの名曲を生み出してきた彼ですが、なかでもスヌープ・ドッグをフィーチャーしたこちらの『Still D.R.E. ft. Snoop Dogg』は特に大きなヒットを記録しました。

ゆるさのなかにも確かなスキルが味わえるスヌープ・ドッグさんのラップが印象的ですので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

In Da Club50 Cent

サグなリリックとスタイルで人気を集めたラッパー、50セントさん。

8歳のときにディーラーの母を亡くし、12歳からは自身がディーラーとなり稼ぎ出すなど、正真正銘のサグなラッパーです。

そんな彼の人間性を表している名曲が、こちらの『In Da Club』。

「金」「女」「ブツ」といったヒップホップのお手本のような内容を盛り込んだリリックは、多くのヘッズから注目を集めました。

ハードなスタイルのように思えますが、意外にもフロウは柔らかいというギャップが魅力的ですので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

StrongerKanye West

日本でも多くのヘッズからリスペクトを受けているラッパー、カニエ・ウェストさん。

テリヤキボーイズとも共演があるため、昔の日本語ラップを知っている方にはなじみ深いのではないでしょうか?

そんな彼の魅力は、なんといってもサンプリングの思い切りの良さ。

こちらの『Stronger』は世界的に活躍したテクノ・デュオ、ダウトパンクの『Harder, Better, Faster, Stronger』をサンプリングしています。

テクノとヒップホップがミックスされたトラックに彼のハードなラップが見事にミックスした、名曲です。

Ryo

Rap GodEminem

歴史上、最もスキルフルなラッパーの1人、エミネムさん。

日本では洋楽のラップと聞くと、まずこの人を思い出す方は多いのではないでしょうか?

こちらの『Rap God』は彼の人間性や音楽性を表した作品で、2013年にリリースされました。

当時のギネス記録を更新するほどの、早口ラップなのですが、その中でもしっかりと韻を踏んでおり、彼の並々ならぬリリックへのこだわりが感じられます。

歌う側にとっては異常な難易度の高さですが、リスナーにとっては非常に聴き心地の良い作品と言えるでしょう。

Ryo